たま氏の覚え書き

KNIME・AccessVBA・Swift等、学習したことを覚え書き

KNIME_ひとつ上のレコードの値をカレントレコードに引用その2【Java Snippet】

使用Node:Java Snippet
一つ上のレコードの値を使ってカレントカラムで計算・文字列作成

ベースの記述例

//条件演算子を使い、空白の場合とそうでない場合で処理を分ける;
out_outputカラム名 = (c_inputカラム名 != null) ? c_inputカラム名 : (prev);
prev = out_outputカラム名;


ひとつ上のレコードを使って文字列を作成

▼Node設定例▼

----解説----

  1. outputをappend または replace のどちらかでadd
  2. 宣言エリアに変数"prev"をString型で宣言※初期値は任意
  3. コード記述エリアに記述

▼排出結果▼
→→→
Row8に注目 必要に応じて適切に対応

ひとつ上のレコードを使って計算

▼Node設定例▼

----解説----

  1. outputをappend または replace のどちらかでadd
  2. 宣言エリアに変数"prev"をDouble型で宣言※初期値は任意
  3. コード記述エリアに記述

▼排出結果▼
→→→


▼KNIME Hub▼ ※変数の後に追記必要
kni.me

【0221追記】もっと簡単に前後の値を取得する方法

カレントレコードからみた前後のレコードの値の参照・利用につき
KNIME4.7(もしかすると4.6も?)であれば当記事にあるような小難しい記述をする必要はない
以下の記事を参照

▼KNIME_offsetによる前後のレコードの値の参照【Column Expressions】▼
tama-shi.hatenadiary.com