たま氏の覚え書き

KNIME・AccessVBA・Swift等、学習したことを覚え書き

AccessVBA_配列その1【一次元配列】【多次元配列】

配列の基礎知識について記載

配列とは何か

通常一人しか入れないお部屋(変数)を区切って、順番に何人も(要素に)入れていくようなイメージ
通常の変数と同様に、適用範囲の指定も可能

▼配列がよくわかる解説サイト▼
Office TANAKA - 変数の使い方[配列とは何か]
大変わかりやすい解説…

・平屋の長細い1列のアパート→一次元配列
・それが2階建て以上になる→二次元配列(二次元配列以上は「多次元配列」という)
・さらに横の土地に同じ階数で建て増しする→三次元配列
 いろんな説明のしかたがあるが、自分が腑に落ちるものを心に刻む

配列の宣言

前提

インデックス番号:配列に振られる番号で、0から始まる
素数:0から数えるため、宣言時には必ず-1することをわすれない

一次元配列

▼構文▼
Dim 配列変数(要素数-1) As データ型

多次元配列

▼構文▼
Dim 配列変数(一次元要素数-1 , 二次元要素数-1 , 三次元要素数-1)As データ型

▼一次元配列の記述例▼

Sub hairetsu_test()
 Dim hairetsu(2) As String
 hairetsu(0)="ひとを" 'ここから順に代入
 hairetsu(1)="だますのは、"
 hairetsu(2)="よくないよ"

 debug.print hairetsu(0) & hairetsu(1) & hairetsu(2) 'イミディエイトウィンドウに表示
End Sub


▼キーワード「To」を使用してFor文を使う記述例▼

Sub hairetsu_test()
 Dim i As Long 'カウンター変数
 Dim hairetsu(1 To 3) As String '開始値を指定できる
 For i = 1 To 3
  hairetsu(i) =  i & "回言うけどそれは詐欺行為です" 'ここで順に代入
 Next i

 For i = 1 To 3
  MsgBox hairetsu(i) 'メッセージボックスで表示
End Sub


▼多次元配列がよくわかる解説サイト▼
Excel VBA | 多次元配列

【Option Base】を使用して要素の最小値を変更

・最小値を0か1に変更できる
・宣言セクションに記述、同一モジュール内に存在する配列に対して有効

▼構文▼
Option Base 1(または0)