エクセルを操作するためのパッケージ「openpyxl」をインストール
コマンドプロンプトを起動
Macでは「ターミナル」にあたるこの画面、これはCUIといって
文字でコンピュータを操作する仕組み
父からよく聞くのは、昔は基本的にCUIだったと
今どきはなんとなく、GUIによってPCを操作するのが主流かのように感じてしまうが
そうでもないし、結構つかうことも多い
画面が黒いが、怖がることはない
むしろ明るくてまぶしいよりよっぽど目に優しくて助かるとか思えばよい
↑のように、windowsPCの画面の下のバーになにかしら入力ができるところがあるとおもうので
そこに「cmd」と入れてエンターキーを押下すればサッと立ち上げることができる
もちろん、検索窓に「コマンドプロンプト」と入力して表示された候補からクリックする方法でも同じように起動できる
openpyxlをインストール
PythonによってExcelを読み書きするには、openpyxlというパッケージが必要となる
インストールにあたりインターネットに接続するのでオフラインだと当然うまくいかない
まずは現在使える機能を確認
コマンドプロンプトの画面で、いったん以下のコマンドを入力しエンターキーを押下
py -m pip list
そうすると、現在インストールされている機能の一覧を取得できる
ここに、これからopenpyxlを追加したい
インストール実行
以下のコマンドを入力しエンターキーを押下
py -m pip install openpyxl
少し待つと、↑のように「Successfully installed openpyxl-X.X.X」と表示される
ではここでもう一度、一つ前のコマンドを実行し、リストを確認してみよう
確かにインストールできたようだ
【補足】適切にインストールすることの大切さ
今回記述したコマンドの頭に「py -m」と記述しているが、それは省くこともできる
省いていい状況というのは
明らかにひとつのバージョンのpythonを使っている場合に限る
何らかの事情で、同じ端末で複数のバージョンを使っていたり
プロジェクト専用につくった環境を使う場合には、
必ず「py -3.10」のように記述してバージョンを明示したり
オプション「-m」によって確実にそのPython環境に紐づくpipが動作するような対策をとらないと
既存のプロジェクトが使うバージョンを変えてしまうなど、深刻な問題が起こりうる
これに限ったことではないが、会社で何かしらインストールする場合には特に注意が必要だ
あとがき
これでPythonでエクセルを操作するための準備がととのったが・・・
pythonを使用する前に、Pythonを編集するためのエディターをPCに入れるのが望ましい
たま氏は、別の言語でVSCodeを使用してきた都合上
次回はVSCodeでPythonを編集するためのセッティングを簡単に解説する
余談だが、Windowsのコマンドプロンプトで使うのは「バッチスクリプト言語」
tama-shi.hatenadiary.com